アカデミー賞
今年のオスカーが発表されましたが、ここの所いわゆるシネコン系が
アメリカでは不作なのかインディペンデント作品が中心で、
ノミネートの段階では庶民には全く情報がないので予想ができなかったな~
特に作品賞には小粒ながら奥の深い作品群が揃い、
クオリティムービーというジャンルが確実にアメリカで伸びて来ている感じかな?
ちょうど月曜日は発表の日と重なり、何を見ようかと迷いつつ劇場へ
向かう車の中で聞いた「シリアナ」の評価が、勉強していないと全く解らないと
コメントされたので、チケット売り場の行列に並びつつ
突然「クラッシュ
」に変更、全く知識のないまま見ることとなりました。
今作品のように現代アメリカが抱える人種差別を
扱った作品を始め、宗教問題など今回の作品賞ノミネート作品は
いづれも社会的バックボーンを知らないことには、
やはり本当に理解し楽しめないと思います。
しかしながら、いかにも物知り顔で分かった振をしたがる
インテリ層を狙ったとも言え、制作費7億というお手軽作品ながら
選考委員たちのインテリ度をくすぐる仕上がりだったね。
こりゃいかにもアカデミー好みや・・・
これ以上書かなくてもいいか(笑
それにしてもアカデミー賞好みの作品が今年は揃ったものだと思うけど
ノーテンキなアメリカンの作品も楽しくていいのにな~